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猫の横隔膜ヘルニア

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横隔膜ヘルニアとは、
「胸部と腹部を分けている横隔膜が破れて、お腹の臓器が胸まで飛び出す病気」です。

交通事故などで、障子が破れるように、横隔膜が破れてしまいます。
そうすると胸が圧迫され、呼吸困難などを起こします。

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猫の横隔膜ヘルニア

猫の横隔膜ヘルニアの治療例

保護猫のSちゃんは、保護時の初期医療で横隔膜ヘルニアが確認されました。

こちらのレントゲンを見てください。
お腹の臓器のほとんどが胸の中にあります。心臓の近くに肝臓や腸があります。

説明を付けるとこのような感じです。

お腹を開けると、心臓や肺が丸見えです。
(普段は横隔膜があるので、そのようなことはあり得ません)

Sちゃんは特に横隔膜の損傷が激しく、再建は困難でした。ボロボロの障子をつなげ直すイメージです。

胸部に入った臓器をお腹に戻します↓

何とか破裂した横隔膜を縫い合わせて、手術終了です。

術後しばらくはドレーンと呼ばれるチューブを入れておきます。

手術後の写真です。心臓がハッキリ見えるようになりました。

保護猫のSちゃん、お疲れ様でした。

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