猫は「おもちゃ」などを飲み込んで、腸管閉塞を起こすことが多いです。症状としては、「頻繁な嘔吐」のことが多いです。
おもちゃを誤って飲み込んでしまった時や、何回も嘔吐する時は早めに受診してください。
猫の腸管閉塞に関するブログ
猫の腸管閉塞の治療例
数日間吐き気があった若い猫の患者さんが来院しました。若い猫で嘔吐が続く場合は、異物による腸閉塞を疑います。
お腹を開けてみると、下の図のように腸の一部が膨らんでいました。

腸を切開して引っ張り出すと、ビニール袋の塊が出てきました。

腸を切開した後は、切開部分を1.5mm間隔で縫合します。この縫合が適切でないと、手術後に腸が破れることがあります。

小腸に閉塞した異物を摘出して腸管を吻合します。

異物摘出手術は術後管理が大変です。
手術後は24時間絶食します。
その後、数日かけて流動食から通常食へ戻していきます。手術後は一週間程度、油断できません。
先述の通り、縫合部が破れて再手術が必要になることがあるためです。
皆さんも異物には十分注意してください。
繰り返しになりますが、何か飲み込んでしまったときはすぐに教えてください。

