ハムスターも病気によっては手術で完治を目指すことがあります。犬猫に比べて体が小さいため、手術は繊細で難しく、麻酔リスクもあります。しかし、「小さな命もあきらめない」姿勢で、全力で治療しています。
手術例① ハムスターの体表腫瘤
ハムスターは体の表面に腫瘍ができることが多いです。飼育されているハムスターに「しこり」を見つけた時は早めにご相談ください。
手術例② ハムスターの子宮蓄膿症
メスのハムスターでよくある病気です。子宮に細菌感染を起こし、陰部からおりものがでます。子宮と卵巣の摘出により完治が望めます。
ハムスター用の手術器具
先の細い電気メス |
傷口の自咬を防ぐ外科用接着剤 |
接着剤の塗布により、傷口表面に透明なフィルムが形成されます