猫の口腔内疾患で最も多いのが、「歯肉口内炎」です。口の奥の方で重度の炎症を起こし、強い痛みが生じる病気です。様々な治療が考案されていますが、現在のところは麻酔下での処置が最も有効とされています。
<歯肉口内炎の症状>
- 血混じりの唾液が出る
- 硬いものが食べられなくなる
- 食事の際に痛みで声を上げる
<治療方針>
治療は麻酔下での処置が中心になります。歯石の除去や、抜歯を行います。
歯肉口内炎の猫です。口腔粘膜が赤く腫れています。治療のため、抜歯を行うことがあります。 |
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