当院の獣医師は獣医腫瘍科認定医(II種、日本獣医がん学会)の資格を有しています。外科療法、化学療法(抗がん剤治療)を中心に様々な治療を実施しています。がん治療でもっとも重要なのは飼い主さんと動物病院の連携です。信頼関係を気づくため十分なご説明の上、治療を開始しています。
①外科科手術の例
肥満細胞腫
肥満細胞腫は犬の皮膚によくできる悪性腫瘍です。外科手術や抗がん剤治療を組み合わせて治療します
肥満細胞腫についてのブログはこちら |
指端腫瘍
指先にできた扁平上皮癌です。断指手術により完治しました
脾臓腫瘍
脾臓は犬でがんの多い臓器です。脾臓摘出手術の詳細は(治療例:脾臓摘出手術)をご覧ください
脾臓摘出手術の詳細はこちらをご覧ください。⇒こちら
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乳腺腫瘍摘出手術
犬も猫も避妊手術を受けていない子は乳腺腫瘍の発生率が高いです。外科手術による摘出が主な治療です
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②抗がん剤治療
リンパ腫などの腫瘍は抗がん剤治療がメインになります。抗がん剤治療とお伝えすると、飼い主さんは副作用を心配されます。確かに副作用が出る可能性はあります。しかし投与前に十分にご説明をして、副作用が出た時の対応をお伝えしておけば大きな問題になることは少ないです。飼い主さんには吐き気止めや下痢止めをお渡しし、ご自宅での体温測定を行ってもらいます。実際は大きな副作用はでないことがほとんどです。
抗がん剤は血管へ投与することが多いです
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当院では抗がん剤を豊富に準備しています
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