腹腔内潜在精巣は、腹腔鏡手術がおすすめです。
開腹手術では大きな切開が必要ですが、腹腔鏡手術は5mmの穴2つで実施可能です。
痛みが小さく、負担も少ないため、日帰りで施術可能です。
腹腔内精巣とは?
精巣が陰嚢に降りてこない状態を腹腔内精巣といいます。
腹腔内精巣は将来、精巣癌になる可能性が高く、必ず摘出すべきものです。かつて腹腔内精巣は開腹手術で摘出されていました。
現在では腹腔鏡手術が可能になり、傷口は小さく、日帰り手術が可能になりました。
お腹の中に、精巣がありました!
傷口は腹腔内精巣を摘出するための小さな穴2つ(青)と、通常の精巣を摘出した1つ(緑)です。
開腹手術で同様の手術をすると赤い線くらいの傷口です。