凍結治療では、体の表面にできたイボや腫瘤を急速に凍結させることで、除去します。専用機器の先端から-89℃の亜酸化窒素が噴出され、腫瘤を凍結させます。 一週間程度でカサブタができて、自然に剥がれ落ちます。この治療は痛みが少ないため、麻酔をかけずに実施可能です。 「イボは取りたいけれど、麻酔が心配…」という犬や猫にはもってこいの治療です。 お気軽にお問い合わせください。 |
治療対象
・イボなどのできもの
・肛門周囲腺腫
・マイボーム腺腫(まぶたの腫瘤)
治療実施例
1回の治療は凍結・解凍を3~4回程度繰り返します。
麻酔はかけずに行い、所要時間は10分程度です。
一週間後の再診時にかさぶたを除去して、腫瘤が残っていなければ治療終了です。腫瘤が残っている場合はもう一度実施します。多くの腫瘤は3回以内に除去できます。
治療前
右目の下まぶたに、大豆ほどの腫瘤ができていました。表面からの出血があり、飼い主さんがお困りでした。 |
治療後
4回の凍結治療で、ほとんどわからないほど腫瘤が退縮しました。麻酔をかけず、腫瘤を除去することができました。 |
治療費
目安は1回1万円程度です。手術に比べると費用はかかりません。