江東区(門前仲町駅・木場駅)の「木場きたむら動物病院」は、犬・猫・うさぎ・ハムスターなどを診療します。

ウサギのツメダニ症

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寄生虫には二つの分類があります。
内部寄生虫と外部寄生虫です。
一般的に寄生虫と言われてイメージされるのは、「腸に寄生する幼虫」ではないでしょうか。
これは内部寄生虫(体内にいる寄生虫)です。

反対に、皮膚や体毛に寄生するダニやノミなどの寄生虫がいます。
これを外部寄生虫(体外にいる寄生虫)といいます。

ウサギの外部寄生虫

「背中に沢山フケがでる」という症状で来院されました。
腰のあたりが脱毛しています↓

拡大してみると、白いフケがたくさんでています。

フケを顕微鏡でみてみると、ウサギツメダニがいました。
ウサギの背中にフケ、といったらこのツメダニ症であることが多いです。

ウサギのツメダニ症に関するブログ

→ウサギのツメダニ症

ウサギのツメダニ症の治療法

治療法はシンプルです。
犬猫のノミダニ予防薬であるセラメクチンという薬を塗布します。


重要事項

犬猫の薬を、自己判断でウサギに使うのは危険です。
ウサギは薬剤に敏感な傾向があります。

今回のケースでも、飼い主様が自己判断で、
「ツメダニ症かも知れないから、犬のノミダニ薬を使ってみよう!」
と安易な判断をすると非常に危険です。

犬猫のノミダニ予防薬で有名なフロントライン(フィプロニル)という薬をウサギに使用すると、
ウサギは重篤な副作用がでます。

気になる症状があった場合は、病院にいらして下さい。

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