「口のまわりの皮膚が濡れている、荒れている」とのことで来院されました。
しかし、口を開けて奥歯を観察すると下図のようになっていました。
奥歯(臼歯)の不正咬合(かみ合わせが悪い)により、
臼歯に棘(歯棘といいます)ができていました。
これにより、ほっぺの内側に口内炎ができていました。
つまり、歯棘の形成→口内炎→よだれ→皮膚炎が起きた
ということです。
チンチラの歯科処置に関するブログ
歯科処置の実施
麻酔をかけて、歯棘を削る処置を実施しました。
これにより、口周りの皮膚はきれいに治りました。